■令和元年10月5日(土曜日)
秋晴れの中、奈良県桜井市三輪にある大神神社を訪れました。
「邪気払いの調合献上祭 」大神(おおみわ)神社の神事参観し宮司様と一緒に直会(昼食)をいただきました。
白鷺会大阪の会員12名が参集し、清々しい一日を共に過ごしました。
私たちが参列した「屠蘇調合献上祭」は、正月に参拝者らに振る舞うを調合し1年間の無病息災を祈る神事です。
神前で奏上の後、神戸学院大学元学長の岡田芳男薬学博士が屠蘇のもとになる桂皮、山椒、桔梗など8種類の生薬を調合し、それを神職が神前に厳かに供える祭祀でした。屠蘇は元旦に1年間の邪気を払い、延命長寿を祈って日本酒に砂糖などを加えて飲む薬で、中国の唐代に始まり、日本には約1000年前に伝わったそうです。
厳かな雰囲気の漂う中、会員同士肩を寄せ合うように着席して祭祀を間近で見たことで、神様を身近に感じながら私たちの絆も深まったように感じたひとときでした。